みなさんこんにちは。ニートのちあきです。
今回はキングヘリオス.Zn 1Bのレビューです。
スーパーハイペリオン、グライドラグナルクと共に3/28に同時発売されたうちの1機です。
ハイペリオンと並ぶ新シリーズの主人公機でもありますね。
あちらが右回転アタックタイプだったのに対して、こちらは左回転バランスタイプとなっています。
シリーズのスタートから左回転がいるのってなにげに初めてですね。
GTシリーズ同様にレイヤーの組み替え遊びが楽しいシリーズなので、
早々に左回転を出してくれるのは嬉しいです。
それではレビューです。
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目次
パッケージ
ハイペリオンが白と赤メインのパッケージだったのに対して、
ヘリオスは黒と青がメインのパッケージになっています。
ブレーダーの朝日ヒカル。
新主人公の青い兄のほう。
裏側。
付属品
他の2機と同じくブースターなのでランチャーはなし。
ただし同時発売のスパーキングベイランチャーは右回転専用なのでヘリオスをシュートすることはできません。
左用ランチャーの発売が待たれる。
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スパーキングチップ:ヘリオス
太陽神ヘリオスモチーフ。ベイブレード全体をロックする左回転のスパーキングチップ。
横顔イケメーン。
ハイペリオンが左向きだったのに対してヘリオスは右向き。
右向きの横顔って珍しい気がします。
ハイペリオンチップとの比較。
右と左、赤と青、金と銀で色々と対になるようデザインされています。
どっちもくそカッコイイ。
重さ
リング:キング
アッパー形状の5枚刃で連続攻撃と受け流し防御を両立させたバランスタイプの左回転リング。
プロペラっぽい。
左回転リングなので中心のロックがくる部分の形がスーパーリングと反転しています。
ちゃんと回転方向を示すLの文字が。
GTにはなかった仕様で親切ですね。
イレイズベースやヘルサラマンダーと同じ左回転5枚刃。
とは言えイレイズほどの角度はなく、サラマンダーほどのっぺりしているわけでもありません。
ちょうど中間のような形状です。
イレイズと比べると刃と刃の間が広いので、アッパーしやすくなってるかもしれません。
ブラッディロンギヌスを5枚刃にしたらこんな感じになるんじゃないでしょうか。
横から。
厚みはほどほど。
裏側。
スーパーハイペリオンと比較。
ハイペリオンと同じく小ぶりな印象を受けます。
上の写真からもわかるように超Zレイヤーたちとほぼ同じです。
構造的に小型化が簡単なのかもしれません。
重さ
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シャーシ:1B
バランスよく配置された5枚刃で連続攻撃と持久力を併せ持ったバランスタイプの両回転ダブルシャーシ。
1Aと同じくダブルシャーシとなる1Bシャーシ。
一つ目のバランスタイプシャーシで1B。
1Aが右回転専用だったのに対し、1Bは両回転対応になっています。
リングと同じ用に5枚刃のシャーシですが、これメテオフレームにそっくりですね。
比較。ほぼ同じ形。
大きさは1Bのほうが一回りほど大きいです。
メテオがそれなりに優秀なフレームなので、1Bも近いの使用感になるんでしょうか。
裏側。
重さ
レイヤー:キングヘリオス 1B
ガッチンコさせてキングヘリオス 1B。
バランスタイプらしく、シャーシのつける位置によってモードチェンジをすることが可能です。
5枚刃の攻撃モードと、
10枚刃の防御モード。
写真だと分かりづらいですね。
ヘルサラ感マシマシです。
重さ
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ドライバー:ゾーン
尖った軸先でスタジアムとの摩擦を極限まで減らし、フリー回転ガードパーツで急加速も可能なバランスタイプのドライバー。
エクシードと対になるゾーンドライバー。
エクシードはラバーフラット軸でしたが、ゾーンはプラのシャープ軸になっています。
先端はこうなっています。
エクシードよりもしっかりと軸先が飛び出ていますね。
ガードパーツはエクシードと同等です。
ということはゾーンもかなり走りそう。
重さ
キングヘリオス.Zn 1B
やっぱり組んでみるとちゃんとベイブレードしてますね。
そしてやはり小さく感じます。
重さ
回した感想
ドライバーが似ているだけあって、ハイペリオン同様よく走ります。
速度的にもなんら変わらないので、うまくアタックを決められたときはハイペリオンにも劣らない攻撃力を見せます。
ひとしきり暴れまわった後は中央にピタッと止まって静かーに回り始めます。さながらユナイトやマージのような動きです。
攻撃も出来てスタミナもあるというなんでも出来ちゃうベイ。まさにバランスタイプといったところでしょうか。
個人的にこういう動きのベイは大好きですね。楽しいです。
ただハイペリオンと比べると器用貧乏感は拭えません。
確かに決まったときの攻撃力はすごいですが、ハイペリオンのように「回転が弱まった状態からオーバーを決める」といった芸当は厳しいかと。
多くのアタックタイプのように「アッパー刃で弾く」といったレイヤーの形状に頼るものではなくて、あくまで「スピードやぶつかった勢いで相手を押し出す」というような印象を受けます。
スタミナタイプレイヤーにボルカニックを履かせた時に近い使用感です。
なのでバトル後半はほとんど攻撃力は残っていません。
では持久力はというと・・・そこそこ。
形状は悪くないと思うんですが、あと一歩のところで負けるバトルが多いです。
粘りが少ないのでナナメにされるのがキツイ印象。
送り合いも苦手ではなさそうですが、得意とも言えないレベルで、ヘタするとハイペリオンにもスピンフィニッシュを取られます。
ドライバーの見た目ほどスタミナはないですね。
モードチェンジについてですが、5枚刃モードが安定な気がします。
正直どちらも大差はない気がしますが、10枚刃にしても持久力はほとんど変わらず、5枚刃のほうが若干攻撃力がある印象です。
さいごに
ハイペリオンが強すぎたのでどうしても辛口になってしまいますね。
しかし1Bは現在唯一の両回転ダブルシャーシですし、
ゾーンドライバーも改造しだいでは化ける可能性があります。
なにより貴重な左回転なので、今後の展開を考えて持っておいて損はないと思いますよ。
ところでスパーキングベイって、回してるときの金属音がすごいです。
ダブルシャーシの中でキンキン鳴ってるんでしょうか。
それじゃあまたーノシ