みなさんこんにちは。ニートのちあきです。
今回はGT改造セットに収録されているプライムアポカリプス.0D.Ul´ のレビューです。
発売前には「GT改造セットなのにGTベイじゃない」とか、
「無限ロック搭載ベイ」とか色々と話題になりましたね。
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目次
パッケージ
今回はブリスターパッケージではなく紙だけのパッケージになっています。
ゴールドターボが入っているので中身が見えないようにしてるんだと思います。
ブレーダーのアーサー・パーシヴァルさん。
付属品
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レイヤー:プライムアポカリプス
終焉の剣アポカリプスモチーフ。
大きな一枚刃の剣で強烈な打撃を繰り出し、ロックが進んでもバーストしない無限ロック機構を持つアタックタイプのレイヤー。
エクスカリバーシリーズのように剣がモチーフの右回転アタックタイプのレイヤー。
楕円形状で、ディスクの溝に沿うように大きなメタルが配置されています。
中心部分はガチンコチップに良く似ていますが取り外すことは出来ません。
公式ではどのレイヤーカテゴリーにも属していませんが、構造的には超Zレイヤーとほぼ一緒ですね。
立ち位置的には超Zレイヤーに対する超Z覚醒機のようなものかもしれません。
横。
プラスチック部分はぺらぺら。
裏側にもメタルが配置されています。
そしてロック部分はなにやら見慣れない感じになっていますが・・・
詳しくは後述。
重さ
ディスク:ゼロ
超重量級のシンプルな形状が攻撃・防御・持久力をアップする超バランス系ディスク。
00が登場してから最重量コアディスクの座を奪われましたが、
まだまだ使用されている優秀なコアディスクです。
重さ
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フレーム:ダガー
コアディスクに取り付け可能な攻撃力強化パーツ。バランスよく配置された2つの剣先が遠心力と打撃力をアップ!
赤色で収録。
剣系のレイヤーにダガーをつけるのはもはやお約束なんでしょうか。
アタック改造御用達のフレームで、個人的には1´と組み合わせるのがお気に入りです。
ただのエクスカリバーですね、はい。
使っているとよく先端が抉れていくので、ちゃんと相手に当たっていることを実感できます。
でも最近はブリッツにお株を奪われている感があります。
重さ
ドライバー:アルティメットリブートダッシュ
遠心力によって軸先が切り替わり、バトル後半ラバーで超加速するギミックを内蔵したアタック系ドライバー。
強化バネが内蔵されていることで、攻撃力がさらに上がったアタック系ドライバー。
ここしばらく入手機会のまったくなかったアルティメットリブートがダッシュ化して登場。
ツインネメシス以来の収録ですかね?喜ばれた方も多いんじゃないでしょうか。
かくいう僕もその一人です。
アポカリプスの色に合わせてか今までの青系統のカラーではなく、
本体とラバーはブラック、ギミック部分と中のプラ軸は赤になっています。
ディアボロスなんかにも良く合いそうです。
使用感はリブートとほぼ一緒で小回りの効くフラット軸といった感じ。
アルティメットのほうがリブートよりも粘るイメージがあります。
また、地味に送り合いも可能です。
ギミック
遠心力によって赤色のパーツが外に開き、ゴム軸の中からプラ軸が飛び出します。
回転力が落ちると開いていたパーツが戻り、プラ軸が引っ込んでゴム軸になるためバトル後半に再加速します。
重さ
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プライムアポカリプス.0D.Ul’
組んでみると意外と普通のベイといった感じ。
その組み方が少々特殊ではあるんですが、見た目だけではわかりませんね。
無限ロックギミック
本機最大の特徴である無限ロックギミックについてです。
まず本機は、ディスクストッパーのための溝がレイヤーを一周しているため、
ディスクがくるくると回り続けるようになっています。
そしてこのロックの白いパーツ。
ベイとして組み立てたとき、このパーツがディスク・ドライバーと一緒にくるくると回ります。
ロックの山自体がディスク・ドライバーと一緒に回るので自身のロックが進むことはありません。
これが無限ロックです。
レイヤーを回すとカチッカチッとしたロックの手ごたえのようなものを感じますが、
これはロックの白いパーツとレイヤーが回転することによって起こるもので、実際にロックが進んでいるわけではありません。
無限ロックとは言いますがもちろんバーストする手段はあります。
画像右側のようにディスクストッパーの位置が右下のとき、剣の真ん中部分が赤くなります。
ちょうど従来の右回転レイヤーがバーストする位置ですね。
この状態でレイヤーの剣先にあたる部分を押し込みます。
これでロックの白いパーツが回転しなくなりました。
あとは剣先を押し込んだままディスクを回転させればロックが進みバーストします。
対戦中にうまく剣先を押し込んでバーストさせられるかは微妙なところですが、
けっして無敵ではないということです。
ちなみに、本機は一見マキシマムガルーダのようにロックの山がないように見えますが、
ここに1つだけちゃんとロックの山があります。
これを乗り越えてしまうとあとはガルーダとほぼ変わらないのでバースト待ったなしです。
そしてこのロックの山を乗り越えてしまうか否かは、ドライバーのバネの固さに依存します。
そのため、バーストしない系のレイヤーにありがちな「ベアリングドライバーをデメリットなしで使用できる」というわけではありません。
(そもそもこいつをバーストさせられるかは置いといて)
逆に言えばダッシュドライバーの恩恵をちゃんと受けることが出来ます。
よく考えられていますね。
組み立て方
本機は普通のベイと少々組み立て方が異なるので、
ここで説明したいとおもいます。
まず白いロックパーツのでっぱり4つがレイヤーに書いてある矢印のところにあるか確認します。
次にディスクの位置です。
従来の右回転レイヤーならディスクはこの位置からスタートでしたが、
アポカリプスはこの位置からのスタートになります。
あとはドライバーをはめて、レイヤーの剣先部分を押し込みながらディスクとドライバーを右に回せば組み立て完了です。
重さ
回した感想
てっきり
無限ロックでレイヤーがくるくる回る=フリー回転で攻撃力のないアタックタイプ
かと思っていたんですが、
いやいや、そんなことはありません。
相手をしっかりと弾いてくれる優秀なアタックタイプでした。
楕円形状もそうですが、同時にアッパー形状でもあるので吹き飛ばし力は十分です。
形状的にもツインネメシスのアッパーモードに近いんじゃないでしょうか。
バーストしないアタックレイヤーということなので、
形はまるで違いますが立ち位置的には超Zヴァルキリーにも近いのかなーと思ったりもします。
上でも書きましたが超Zレイヤーに対する超Z覚醒機的な?
弾く力が強い点も似ていますが、重さやバースト力ではこちらに軍配があがりますね。
バーストロックがシュート力に依存しない点も良いと思います。
子供にはとくにありがたいんじゃないでしょうか。
デフォルトの改造もシンプルで扱いやすく、
攻撃力のあるアポカリプスを活かせる良い改造だなと思いました。
ただアポカリプスに限った話ではないですが、
レイヤーが重すぎるせいかリブートが早い段階で発動することが多々あったので、
超Z以降のレイヤーとリブート系ドライバーの相性は正直「うーん・・・?」って感じです。
アルティメットは序盤に発動すると自滅オーバーする可能性が高いので、
純粋に殴る目的で運用するならただのリブートのほうが相性がいいかもしれません。
さいごに
正直な話、購入する前はあまり魅力を感じていなかったんですが、
実際に回してみると考えが変わりますね。
様々なことで賛否はあると思いますが、
玩具としての進化を感じられる良いベイだと思いました。
今年は去年よりも早く改造セットがでているので、
年末に向けてどんなベイが出てくるのかまた楽しみですね。
その前に書かないといけない記事がまだたくさんあるので、
ぼちぼち頑張っていこうと思います。
それじゃあまたーノシ