みなさんこんにちは。ニートのちあきです。
WHFで先行販売されていたベノムディアボロスがついに一般販売。
ウエイト一体型チップ・左右回転対応・分身ドライバーと、
ワクワク要素が盛りだくさんの欲張りなベイとなっています。
ところどころエースドラゴンと対になるように作られているみたいなんですが、
どんな感じに仕上がっているんでしょうか。
それではレビューです。
スポンサードサーチ
目次
パッケージ
エースドラゴンとは対照的な真っ赤なパッケージ。
ブレーダーの茜デルタ。
付属品
DXスターターなので、
ベースが2種類とライトランチャーLR・赤いドラゴンワインダーが付属します。
スポンサードサーチ
ガチンコチップ:ディアボロス
悪魔龍ディアボロスモチーフ。
ウエイト一体型で重く高い攻撃力を生み、左右どちらのベースにも装着可能なガチンコチップ。
ついに出ましたウエイト一体型のガチンコチップ。
左向きだったドラゴンに対し、ディアボロスは右を向いています。
従来のガチンコチップのようにウエイトを交換して重さや重心バランスを変えることは出来ませんが、
そのぶんガタつきが減り、重く作られているようです。
個人的には顔の分割線が気になります。
ロック
ロック部分が他のガチンコチップよりも細く作られており、
これによって左右どちらのベースにも装着可能となっています。
チップ単体で見るとロックの山は2つです。
重さ
約14gとかなりの重さ。
ベース:ベノム
ぶ厚いアッパー攻撃刃とスマッシュ連打刃を併せ持ち、相手のバランスを崩してから攻め続けるバランスタイプのベース。
アルファベットはV
真っ黒なベースに赤い爪が印象的。
アタックタイプらしい起伏のある形状ですが、
公式的にはバランスタイプのベースみたいです。
裏側。
エースベースとの比較。
色も形状もそれぞれ対になっています。
重さ
スポンサードサーチ
レイヤー:ベノムディアボロス
これら2つを組み合わせてベノムディアボロスの完成です。
黒・赤・金でまとまっていてとてもかっこいいです。
ちなみにGTレイヤーなんですがウエイト一体型のため最後に漢字はきません。
エースドラゴン斬と比較。
色も向きもキレイに対になってます。
重さ
ディスク:バンガード
下に伸びた6枚刃で重心を下げ安定しつつ、
斜め攻撃を狙う相手を弾き返すバランス系ディスク。
アルファベットはVn
とても特徴的な形をしたバンガードディスク。
ディアボロスに合うように赤を基調としています。
ギミックはありませんが下方向に伸びた6枚刃のおかげで重心を下げ安定させてくれるとのこと。
横から見るとかなりのぶ厚さがあります。
ベアリングなど一部のドライバーと相性がいい可能性が。
裏側。
重さ
スポンサードサーチ
ドライバー:バレット
バトル中に軸先からバレットが分離し相手を攻撃しつつ、
本体はスタジアム中央付近で待ち構えてカウンターを狙うバランスタイプのドライバー。
アルファベットはBl
本機の特徴のひとつでもある分身ギミック付きのドライバーです。
メタルのついたお皿がドライバーにくっついています。
背がかなり高く、おなじく背の高いボルカニックと比べてもこれだけの差があります。
エターナルと比べると1cm近くの差が。
しかしバトル中には軸先が少し縮むようなので、実際にはもう少し低くなります。
ギミック
メタルがついたお皿(以下バレット)のほうにスプリングが内臓されており、
バトル中に強い衝撃を受けるとドライバーからバレットが分離します。
分離したバレットはこんな感じ。
メタルパーツのおかげで重みもあり、分離したあとでも単体で回り続けてくれます。
重さ
ギミックとメタルパーツのせいでドライバーとしては破格の重量になってます。
ベノムディアボロス.Vn.Bl
これらすべてをくみあわせてベノムディアボロス.Vn.Blの完成です。
カラーリングとデザインのせいかとても禍々しい。
しかし赤黒はとても良い。
裏側。
横から見るとかなり異様な感じ。
バレットを外すと更に異様に。
そして強度が心配になります。
ちなみにチップの形状的に左右どちらのベースでもロックの部分に隙間が開くんですが、
ベイとして組み立てるとこれが第3のロックとして機能します。
なのでディアボロスチップは実質的には3ロックになります。
重さ
ベース:イレイズ
薄く鋭い超アッパー5枚刃で相手をしたから攻めあげつつ、
空気を切り裂き回転力を上げるバランスタイプのベース。
ベイを回す前にもう1つのベースの紹介です。
ベノムとは対照的に、白を基調とした左回転のバランスタイプのベースになっています。
これでようやく左回転もすべてのタイプのベースが出揃いました。
横から。
ツヴァイベースを超える更に激しい起伏です。
これのどこがバランスタイプなんでしょうか。
裏側。
ちょっと見にくいですが、
ほかのベースと比べるとかなりしっかりと補強が入っています。
重さ
レイヤー:イレイズディアボロス
ディアボロスチップとガッチンコしてイレイズディアボロスの完成です。
ベノムと比較すると色が浮いてる気がしないでもないです。
重さ
回した感想
ベノム、イレイズともに回した感想なんですが、
デフォルトの改造では両方ともかなり微妙だと感じました。
どちらのベースも攻撃的な形状をしてはいるんですが、
ディスクとドライバーにそれを活かすだけの性能がないかなと。
スプリガンのデフォルトの改造のような「回転方向の切り替え、モードチェンジによってなんでもできるバランスタイプ」ではなく、
「チグハグな改造によって尖った能力が無くなってしまい、他のどのタイプにもできないからバランスタイプ」なんだと思いました。
このままではさすがにあんまりなので、ここからはパーツ単位で書いていこうと思います。
まずはディアボロスチップ。これは正直文句ないです。
左右どちらのベースにも装着可能な点に加えて、
ウエイト一体型なのでガタつきによるスタミナロスもなく、
そのうえ重量もあり攻撃力も充分、おまけにロックも固いです。
どんな運用もできる最強のチップだと言えるでしょう。
次は右回転のベノムベース。
一言で言えば黒いエースベースです。
僅かな違いはあるものの、使用感はほぼ変わりません。
ベノムのほうが若干弾き性能が高い気がしないでもないですが、
同じアタックタイプのベースの色違いという認識でいいと思います。
続いて左回転のイレイズベース。
悪くは無いんですが、ライバルになるであろうツヴァイベースを超えることは難しそうです。
起伏のせいでスタミナもあまり無く、特に斜めにされると弱いです。送り合いの性能もイマイチ。
そういった意味ではバランスタイプかもしれません。
お次はディスクのバンガード。
相性の良さそうなBrにつけてまわしてみましたが、
形状だけで言えばウォールやリフトフレームを超えるほどではないと思います。
引っかかりも多いので、送り合いの際に相手ベイに引っかかって止められることもありました。
しかし重心が下にいってるおかげか若干倒れにくい気がしなくもないです。
同回転に強いアトミックでも試しましたが、
止まるときもろに下に擦ってしまうのであまり相性は良くなさそう。
最後にバレットドライバー。
究極のロマンドライバーだとは思いますが、その成功率は非常に低いです。
というかバトル中に分身することは1度もありませんでした。
あまりにも分身しないので単体回しで上から手で叩いたらようやく分身してくれました。
個体差でしょうか。
軸先が丸くなっているので、暴れることはあまりありません。
(強めに打つと外周をまわることもあります。)
そのためギミックの発動が相手依存になりがちで、自分から能動的に発動させることは難しいです。
ビッグベイスタジアムなどの乱戦の場合は発動機会も増えるとは思います。
仮にうまく機能したとしてもロマンの域を出ることはないでしょう。
同じくパーツがパージするリヴァイブフェニックスはあれだけ実用的なだけあって非常に惜しい。
ギミックが発動しなかった場合はとても背が高い丸軸のドライバーになるわけですが、
皿部分との角度がきつく、回転力が落ちると斜めにされることが多いです。
しかしエアナイトとの相性は良好です。
スマッシュ形状によって相手を上から押さえつけ、寝かしつけることでスタミナ勝ちすることができます。
トリックドライバーと似たような感じです。
この場合は分身しないことがメリットとして働くでしょう。
また軸先のバネでナッシングのようにビョンビョンします。
さらに気になるのはドライバーの横についている爪です。
エクステンドドライバーのようになんらかの追加パーツがくるかもしれません。
さいごに
今までのレビューのなかでもっとも異色なものになってしまいました。
それだけデフォルトの改造が残念でしたね・・・
パーツ単位で見ればどれもそこそこ優秀だと思います。
特にチップ。間違いなく最強のチップでしょう。
ベース2種は素直にアタック運用が良いと思います。
ドライバーもちゃんと発動さえすればほんと楽しいと思いますよ、それが難しいんですけど。
でもエアナイトバレットはアトミックスプリガンに勝てたりするので是非試してみてください。
(たぶん別記事書きます。)
現状バンガードの使い道が一番わからないです。
毎度のことなんですが、ディスクって他のパーツに比べて使用感がわかりにくいんです。
また色々と試してみます。
それじゃあまたーノシ